2009年発売。Княжнаというタイトルの意味が全く分からなかったのですが、プリンセスなんですね。 ボトルに施されたデザインがジュエリーやアクセサリーのようで、若い人ならば誰もが好きそうなテイストです。ロシアというより少し東ヨーロッパ風なのかもしれませんが、とてもエキゾチックです。

香りは、トップでジューシーなオレンジとライチが弾け、可愛らしいフルーティーフローラルへとつながります。ベースノートも余計なものはなく、バニラとムスクだけに留めてフルーティーフローラルからあまり変化しないよう、持続を高めて補佐するようにしてあり、少しアクアティックにも感じるフルーティーフローラルが持続し、最後は少しくすんだムスクとなって終わります。(おそらくフレッシュノートの名残だと思います)

この同じパッケージのデザイン違いで、Shahrazadという香りも発売されていたのですが、そちらはマグノリアとチュベローズを軸としたフロリエンタルになっているようです。ボトルもパッケージもステキですよね。

(11/05/2017)