*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Dune / デューン


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 15ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
ベルガモット、マンダリン、ローズウッド、アルデヒド、ピオニー
ミドル
ジャスミン、ローズ、イランイラン、リリー、ストック、モス
ラスト
バニラ、パチョリ、ベンゾイン、サンダルウッド、アンバー、ムスク



1991年発売で、調香はNejla BarbirとJean-Louis Sieuzac。後にFrancois Demachy氏が再調香を行い、全く別の香りとなりました。下記は廃番となったオリジナルのパルファムのものとなります。

 

 

何とも時代を感じるポスターが懐かしい。デューンとは砂丘ですが、砂漠の砂丘ではなく飽くまでもマリンリゾートの砂丘、つまり砂浜をイメージしたものです。照りつける太陽と、暑い砂。となれば、必然的にヴァカンスを楽しむ砂浜が見えてきます。

 

 

以前にも古いパルファムのレヴューを書いていたのですが、書こうとして肌に乗せたらとても劣化していて断念したことがあったのです。バブル期の終焉の頃に発売されたこの香りは、当時の時代を色濃く残したハニーアンバーをベースとしたフロリエンタルとして発売されました。フローラルノートはジャスミンとオレンジブロッサム調が軸で、そこにバニラとアンバー、ハニー調の甘さがこってりと重く重なります。アルデヒドのアクセントはほとんどわからず、時間と共に少しだけパチョリを感じるオリエンタルベースへと引き継がれていきます。当時はまだマリンノートが多くはなく、Issay Miyakeが水の香りを発売したのは翌年のこと。GivenchyがAmarigeを発売したのが同じ年だと考えると、あのハニーフローラルとこちらは同じベクトルですよね。パルファムは廃番となり、調香も大きく変わりましたが、懐かしい当時の香りを愛用されている方もまだ多いのではないでしょうか。

にしても、デューンというと村上ショージさんが出てきてしまって仕方ないです・・・。

(14/03/2018)

 

 

 

<Christian Dior Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜