AustraliaはSydney発のブランドです。ファッションブランドではなく生花店で、生花の卸やフラワーショップというだけではなく生花を使用したアレンジ本を出版したり、デザインワークを重要視しているフローラルデザインスタジオで、創設者はSaskia Havekesという女性。ブランド名にもするほどタイサンボクがお好きなようで、タイサンボクと一緒に映された写真が多くあります。最初の香りが調香師Sandrine Videaultの遺作となったことで話題を呼びました。2014年には更に2作目の香りをMichel Roudnitskaが手がけたことで更に話題となり、世界展開するようになりました。価格は100mlのEdPが168ユーロ、185ドルです。(10/03/2014)

2017年、初めて展示会に出展し、大人気となりました。すでに知名度もありましたので、ブースは常に大人気。フローリストらしくブースは生花で溢れ、でも食虫植物のウツボカズラなどを活けるアーティストらしい一面も。サンプルセットには花が添えられ、訪れた人々に清々しい香りを振りまいていました。同行した女性が頂いた香りの強いバラの花を髪に挿して飾っていたところ、Bertrand Duchaufour氏が写真を撮ってもいいかい? なんて。花好きにはたまらないブランドですよね。持ち帰ってきたサンプルにも香りが添えられており、デスクの上でまるで生花がそこにあるかのように香っています。

2017年、ボトルを全て一新し、新たなスタートとなりました。価格は50mlのEdPがASD145です。以前のものは100mlで185ドルでした。(21/09/2017)