*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Revolution A Versailles / レヴォリュシォン・ア・ヴェルサイユ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 50、15ml
<濃 度> EDP

トップ
フランジパニ、ジャスミン、プラム、ローズ、サンダルウッド、アンバー、バニラ
ミドル
ラスト



 

1989年発売のフランス革命ならぬ、ヴェルサイユの革命。ハニーノートのフルーティーフローラルなのですが、バブル期だったらもう少しフルーツが強かった方が流行だったのかもしれません。敢え無く廃番となってしまったのですが、蜂蜜の香りがお好きな方には外せない香りだと思います、トロリとしたハニーノートの中にフローラルとフルーツが隠れているのですが、全てを包み込むようにハニーノートが軸となって香ります。EdTは50mlが1万円ほどだったようなのですが、EdPは15mlで2万円を超えていたようで、EdPがパルファム並みの扱いだったようです。(パルファムに近いEdP濃度なのかもしれませんが持続はEdP程度です)アルコールのツンとした香りたちもなく、始終柔らかでセクシーなハニーフローラルが続くのですが、決して香りは押し付けるような強さではなくて、ふわふわと肌の上を漂う感じで広がるのです。ミドル以降は少しベースのウッディノート(サンダルウッド以外に少しパチョリもありそうです)が香るようになって大人の雰囲気になっていきます。Bal a Versaillesほど渋くなく、1980年代、90年代を象徴するようなモダンさを持った香りで、この後にアクアノート、マリンノートが大流行するなんて考えられなかった甘く優しい香りです。

ボトルにはリボンのバラが取り付けられているのですが、両面テープで貼っただけ、というのが価格に反してチープなのが残念です。それでもボトルとしてみるととても可愛らしいので、細かなつくりは目をつぶるべきなんだろうなぁ。

(08/12/2009)

 

<Jean Desprez Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜