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Mono Cachemire / モノ・カシミア


<香 調> パウダリーウッディムスク
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ムスク、カシミア、アイリス、ベルガモット、アルデヒド、アンブレット、ペア、ジャスミン、シダーウッド、アンブロキサン
ミドル
ラスト



場面となったのは2000年に世界遺産登録さなったイタリアのヴェローナで、夜の喧騒の中を彷徨い歩く22:42。低音がヘッドフォンから流れ、身体をゆっくりと響かせる。調香はNathalie Feisthauerです。

 

 

季節は特定していませんが、カシミアムスクと称されるカシュメランというウッディムスクの香料を軸に温もりあるセカンドスキンを表現した香り。ヴェローナはモンテッキ家とカプレーティ家の敵対する家柄の悲哀を描いた、ロミオとジュリエットの物語の舞台となった街であり、カプレーティ家のバルコニーから彼らが嘆いた場面が有名ですが、そのバルコニーは恋愛成就のスポットとして観光名所となっています。また、現在はオペラ劇場としても使われている巨大で美しい円形劇場があったり、古都らしい佇まいのシニョーリア広場があります。

 


なんと2004年だ。もう20年も前のこと。

 

夏場だと21時を過ぎてようやく日が暮れるイタリアですので、22:42となるとディナーの後に夕涼みしながら歩く雰囲気でしょうか。

 


ロミオとジュリエットのバルコニー

 

カシュメランはとても有名な香料で、メインに使用されている香水はとても多く、カシミアの手触りのような柔らかく温かみのある香りなのですが、彼女はそこにアイリスとアルデヒドを合わせました。アイリスに微かなフローラルノートとしてジャスミンを重ね、パウダリーなムスクに金属的なアルデヒドを重ねて個性を出したのです。アルデヒドがなかったらカシミアイリスのようなパウダリーウッディムスクで終わっていたことでしょう。

アイリスのトーンもゆっくりと流れ、ウッディムスクに溶けながら広がっていきます。ペアはそれとはわからないほどのアクセントで、アンブロキサンもわからない程度の量ですので、強めに残ることはありません。また、基本的にムスクが主体ですので、大きなインパクトはなく、波紋のように静かに肌の上で広がる香りで、肌で温められこそ楽しめる形となります。ムエットではなく是非肌に乗せてご確認を。

 

(05/04/2024)

 

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