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Cologne Nocturne / コロン・ノクチューン


<香 調> シトラスフゼア
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 6.5ml、100ml
<濃 度> EdP

トップ
ベルガモット、レモン、ローズウッド、ラベンダー、クラリセージ、ローズマリー、タイム、アンバー、シダーウッド、パチョリ
ミドル
ラスト



ベルリンで調香を担当したRodrigo Flores-RouxとNicolas(オーナー)がラベンダーが好きだと話していたことがきっかけで生まれたアンバーラベンダー。Rodrigoの母親はこのLe GalionのSortilegeを使っていたのだそう。

 

 

同時リリースのコロンと比較して一番の大きな違いはラベンダーが主軸だということ。このラベンダーがとても美しく香っていて、全体を通してかなり精油感の強い香水となっています。このラベンダーを軸とした精油感は、Givaudan社の誇る精油技術を感じるもので、市販されている精油とは違う香りなんですよ。全く雑味がなくてとにかく精製された透明感のある美しい香りなのです。洗練されたフレッシュ感といったところでしょうか。ユニセックスとしていますが、基本的にはメンズの香りで、フゼアですから幅広い世代にフィットするタイプです。アンバーラベンダーと言えばまずCaronのPour hommeが思い浮かびますが、Caronの方がラベンダーの精油感が力強く生命力を感じるダンディタイプなのに対し、こちらはもっと透明感を増したインテリタイプという印象。1つくらい持っていたいタイプの香りで、暑い夏も迷ったらこれ、というカジュアルに使えるEdPだと思います。

(10/06/2016)

 

 

久しぶりにフルボトルから香り、逃げ足の早いラベンダーを持続させるために、様々なフレッシュノートやアマティックノートが使われていることに気づきました。それらがラベンダーの残り香をけん引し、ラベンダーのコロンからアロマティックなコロンへと変化させることで違和感なくラストに導いているのです。EdP濃度でもコロン感覚なのは、ベースの割合が薄く、軽やかなまま消えていくから。こういう香りを若い世代が使っていたら、特に高校生辺りから馴染んでいたら、日本の環境も変わってくるだろうになぁ、なんて。とても品の良い、でもカジュアルで清潔感のある香りです。

(18/03/2019)

 

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