1957年、イタリアはナポリに創設されたメンズファッションブランド。1928年に母のAnnaが服をパッキングするための叔母の作業場でワークショップを開いたのが始まり。針仕事はそのまま息子の仕事となり、Luigi Borrelliがブランドを立ち上げたのです。ナポリにはテイラードが多いですからね。

その後、87年に息子のFabio Borrelliへと継がれ、97年からはシャツだけではなく広くメンズファッションブランドへと成長しました。そこから、香水が発売されていたのです。もともと2013年に2つの香りが発売されていたのですが、2016年に新たな3種をリリースし、最初の2つは廃番となりました。その3種は2017年春のEsxenceでも公開となり、秋のPittiで3種のディスカバリーセットがお披露目に。今回はそのディスカバリーセットによるレヴューとなります。価格はもともとの2つは65、118ユーロだったのですが、新たな3種は100mlのEdPが250ユーロと高級市場に乗り出しました。

ブランド名を日本の代理店に合わせルイジ・ボレッリとしましたが、発音はルイージ・ボッレッリの方が正しいです。でも、日本人には発音しづらいのでボレッリでいいでしょうけど。(09/11/2017)