6つの香りでデビューしたAurelien Guichardによるパリの新たなパフューマリーで、ブランド名は原材料のこと。彼をチームの頭とし、PuigやLVMHなどで働いていたCaius Von Knorringなど数名で作られたチームパフューマリー。ニナリッチやケンゾー、ヴァレンチノなどを15年担当していたようです。完全にファッションフレグランス畑のチームです。

Grasse生まれ、Grasse育ちの彼は調香師家系。祖父母が花農家だったこともあり、いつか自分の畑で育てた植物のエッセンスを使用してフレグランスを作りたかったのだそう。2016年にEcocertを取得した花農家のオーナーとなり、Rose CentifoliaやTuberoseを栽培し、軌道にのったところで商品化。香料会社所属という枠から解放された彼が作りたかった香りはいかに?

各フレグランスは1つのテーマとなる素材があり、それを中心に85〜92%天然成分で構成されています。逆に言えば、15%のEdPだとするとほぼ合成成分という商品もあり得るということです。

100mlのEdPが190ユーロで、6mlのサンプルは29ユーロ。3種のサンプルセットは80ユーロ、6種だと150ユーロ。ラボのテイストを生かしたボトルで発売となり、その後に50ml(155ユーロ)が追加、100mlは220ユーロへ値上げ。3種のサンプルセットは90ユーロへ値上げ。6種のセットは170ユーロです。1.5mlのサンプルセットは10種で50ユーロで、60ユーロ以上の注文で10ユーロのクーポンが付いてきます。次回のご注文時にご利用下さいということですね。各サンプルは5ユーロなので、個別でも購入可能です。(05/02/2024)