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Absolue d'Osmanthe / アプソリュ・ド・オスマントゥ


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 7.5ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
オスマンサス
ミドル
オスマンサス、ジャスミン、サンダルウッド、ローズ
ラスト
アンバーグリス、ウッディノート、バニラ、ラブダナム、トルーバルサム



 

2016年発売。このシリーズは、オーナーのGian Luca Perrisが世界中を旅し、その地で見つけた香りを再現するというものだそう。だから、調香師は皆「再現」を忠実に行うことが求められるのだとか。だからか、オスマンサスはしっかりとアブソリュートを使用した豪華な香りとなっていました。

 

 

展示会でパッと香った時からすでに品質の良さを感じたアブソリュート感のあるオスマンサスです。でも、アブソリュートだけではワイルドすぎて疲れるほどのパワーがあるのですが、こちらはアプリコット調のフルーツやサンダルウッド(結構強いです)、パウダリーな香り、フローラルノートを重ねることでとても洗練された柔らかな印象のオスマンサスとして表現されています。とても耽美な印象を受けるほど豪華でステキ。EdPだけでなく、Extrait de Parfumも発売されており、50mlが275ユーロなのですが、もちろんそちらの方がよりリッチな香りたちですのでそちらがおススメ。レヴューもEdPではなくExtrait de Parfumのものとなります。

(28/09/2016)

 

 


50mlのパルファム以外に、7.5ml×2本、4本というパルファムのトラベルセットが発売されています。久しぶりに、それもオスマンサスの季節ど真ん中にこちらの香りを使うことが出来る幸せ。バルサムやバニラの甘さが、ともすればワイルドすぎて疲労感すら感じさせるオスマンサスアブソリュートを優しく包み込み、アブソリュートなのに優しく香るようになっているのです。生花そのものではないけれど、生花の欠片というのはアブソリュートから存分に感じられ、アブソリュートの価値、香りの豊潤さを知る者には、黄金のように感じられるはず。ここ数年、流行のようにオスマンサスが組み込まれた香水が発売となりましたが、ある意味これはオスマンサスフレグランスの金字塔だと思います。また、レザー系に合わせることが多いアブソリュートをオリエンタルにした、それもサンダルウッドを使用した、というのが特徴だと思います。

10年後も20年後も、きっと大切にされているだろうと思えるのは、彼らがHoubigantを再生させた人たちだから。

 

(12/10/2018)

 

 

 

 

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