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LaAurora / ラ・アウローラ


<香 調> フレッシュオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、カルダモン、ヴァイオレット
ミドル
アトラスシダーウッド、トルコローズ、カーネーション
ラスト
フランキンセンス、ガジュンバルサム、カシミアムスク



 

2017年発売。夜、教会で焚かれたフランキンセンスがグラナダの街を浄化し、澄んだ朝の空気を迎える、というもの。

なるほど、オーラなんだね・・・というのが第一印象でした。フランキンセンスが最初から感じられるのですが、アロマティックなフランキンセンスではなくウッディムスクに包まれ、オーラのように肌を包み込んで香っていたからです。途中、微かにローズの名残を感じましたが、フローラルノートは極わずかなアクセントに過ぎず、最後まであまり変わることなくウッディムスクが柔らかく、優しく香り続けます。ベースにはカシュメランというウッディムスクが使われていて、それがフランキンセンスを包み込み、静かに静かに香り続けます。

(29/11/2017)

 

 

2018年4月、スペインを香るというスペインのパフューマリーを紹介するセミナーを開催するとお伝えしたら、是非とフルボトルを送って下さいました。送付は製造元のトルコから。どれか1つだけフルボトルで紹介するとしたら・・・と思って選んだのがこの香りでした。グラナダの街を包み込む、空気感だなんて一番彼らしいじゃないかと。

フルボトルはシンプルなスクエアですが、底が厚くしっかりとしており、液体の入る底面が真っすぐになっていますので、とてもつくりの良いボトルであることがわかります。安価なものは斜めになっています。

香りの印象はあまり大きく変わっていないのですが、カルダモンの欠片がキラキラと弾けるトップからすぐにフランキンセンスとウッディノートがタイトルのオーラのように薄っすらと肌に馴染んで落ち着くのです。そこからはあまり大きく変化せず、ただ静かに肌の上で大人しく香り続けるのです。

(13/03/2018)

 

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