*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  
Rosendo Mateu / ロセンド・マテュー




Sampleレヴュー

2015年にスタートしたスペインはバルセロナのパフューマリーで、正式なブランド名はRosendo Mateu Olfactive Expressions。45年調香師として働いてきた調香師Rosendo Mateu Roviraが独立して自身のブランドをスタート。独立というよりもリタイア後という感じですが、彼は1988年に発売されたCarolina Herreraの最初の香りを手がけた方なんですよ。その他にもPaco RabanneやNina Ricci、Antonio Banderas等の香りもたくさん手がけられていました。PRFMという会社を立ち上げ、ブランドマネージメントを息子さんに委ね、2015年12月にデビューとなりました。

 

 

彼は、グラースにあるGivaudan社の前身、Roure社で調香を学んだそうですが、その時の師はJean Carlesの息子さんMarcel Carlesさんだったそう。そうですよね、Roure社を創設したのはJean Carlesさんなのですから。その後は大手香料会社を回り、今現在第一線で活躍されている著名な調香師の皆さまと仕事をされ、2010年にPuigからMaitre Parfumeurの称号を頂いたのだそう。

 

 

2015年、ナンバーをタイトルとした4つの香りでデビューしたのですが、初回生産で終了し、2017年、No.2だけを変え、No.5を加えてリスタートとなりました。No.5って商標として難しいと思うのですが、大丈夫なのかな。ブランド自体はとても素敵なのですが、少し残念なのは、それぞれの香りにストーリー性がないこと。純粋に香りに注力して欲しいというのも1つのコンセプトではあると思うのですが、やはり興味を引くポイントに乏しいですよね。全てのボトルにはそれぞれのキーノートが記載されており、100mlのEdPが175ユーロとなっています。ちなみに、2015年当時は60mlでした。また、EdPとされていますが濃度は全て20%で、高濃度でEdPという近年の流行も押さえています。5ml×5種のディスカバリーセットは45ユーロで、送料無料で送付してくれます。(07/08/2017)

ブランドをスタートした時点ですでにご高齢でしたが、11日に亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。(12/05/2022)

 

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり
No.7 (2021年)
No.6 (2018年)
No.5
(2017年)
No.2 (2017年) *Citrus, Wood, Suede Leather
No.4 (2015/2017年)
No.3 (2015/2017年)
No.2 (2015年) *Lavender spicy chocolate
No.1 (2015/2017年)

Olfactory Journeys
1968: Floral, Origin, Natural
1970: Tonka, Expansion, Glamour
1988: Ozone, Mastery, Modernity
2010: Oriental, Heritage, Tradition

Black Collection
Sweet Rose (2020年)
Incense Wood (2020年)
Fresh Oud (2020年)



Official >>> 英語 *International shipping 対応可
profice〜香水のポータルサイト〜