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OIKB / オー・インテンス・キングブルー


<香 調> パウダリーウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
グラースラベンダー、アイリス、ブラックペッパー、ナツメグ、モロッカンシダーウッド、レザー、トンカビーン、アフリカンストーン
ミドル
ラスト



 

テーマカラーはイヴクラインというフランス人が作り出したインターナショナルクラインブルー(サファイアブルー)。とにかくこの青のイメージを打ち出すために用いたのがアイリスとラベンダーでした。 この香りの調香はSantiago Burgas Bou、Christian Carbonnelのお二人の共作。意見を出しながら共作していくって、彼らを知っているととても楽しそう。

展示会で新作だと紹介された時、予想以上に素晴らしい香りで驚いたのを覚えています。一気にこのホワイトシリーズの価値を知ったというか、開眼したというか。ここ数年、アイリスをテーマとしたもの、特にアイリスとフランキンセンスやアイリスとレザー、ウッディノート系のものが多く出ています。でも、こちらはアイリスとラベンダーなんですよ。僕もオリジナルでフレッシュなラベンダーアイリスを作りましたが、こちらはラベンダーがとても控えめでナッツのような香ばしさをもったアイリスが主軸となっています。とてもユニーク!! 甘さはあるものの余計なほどの甘さではなく、どちらかというとドライなアイリスで、でもウッディノートが重なって少しクリーミーというか滑らかなアイリスにも感じられるのです。ベースには、Flaming Redのラストにもある特徴的なアンバーグリスノートが使われており、ミドル以降に明確に香りがわかるようになります。アフリカンストーンとはアニマルノートなのですが、それと感じられるほどのものではないのでご安心を。

(16/06/2016)


 

アイリスのパウダリーで土っぽいニュアンスをグッとエレガントに押し広げたような香り。久しぶりに今度はフルボトルから香りましたが、やはりラベンダーは控えめで、ウッディ系のアイリスが美しく広がります。そうか、ナツメグが効いていたのか・・・とナッツっぽく感じた要因が分かったのは改めて調香を見直したときのこと。改めて香っても、このシリーズの中では群を抜いて良い香りなのです。

(08/03/2018)

 

 

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