*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Ecstasy / エクスタシー


<香 調> オリエンタルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
パイン、スプルース、ストーンパウダー
ミドル
フランキンセンス、パチョリ、ローズ、ヴァイオレット
ラスト
サンダルウッド、アンバー、ラブダナム、トンカビーン、フォレストランド、エイシェントウッド



2012年発売の最初のライン。心に宿る聖なる炎をテーマとしたもの。何か物事に悩み沈んだ時、人は自問自答しながら自身の心に問いかけるるもの。それは個性的で美しく、そしてとても強いパワーを秘めている・・・。火をテーマにした香りと言っても様々なスタイルがあるわけです。

トップでは少しフルーティーな部分が弾けたので、プラムでもあるのかな、と思ったほどでしたが、すぐに少しキラキラしたアンバーパチョリとローズのコンビネーションへと引き継がれました。フランキンセンスはたっぷりと入っているのだと思うのですが、アンバーパチョリの香りに隠れてしまい、主張は強くはありません。全体的にアンバーウッディノートの主張が強く、フローラル感はローズ以外ほとんどないのですが、不思議とフゼアな要素がないこともあり、ユニセックスで楽しめる香りとなっています。アルデヒドではなく、オゾン系の香りでもなく、スプルースやパインを使用してキラキラとしたニュアンスを感じさせていたことに面白さを感じました。また、Extrait de Parfumということで、濃厚なパルファムなのかとも想像していたのですが、EdPくらいの印象ですので、スプレーして楽しめますよ。

(05/11/2013)

久しぶりにボトルからスプレーした香りは、以前感じた軽やかさをそのままに感じられるものでした。他のラインより軽やかなのです。ハーブや樹木の精油に含まれるフレッシュで明るいアロマティックな部分、ピネン系がトップで少しフルーティーにも感じる明るさで弾け、そこからゆっくりとフランキンセンスへと変化していきます。でも、以前ほどパチョリやローズを感じられず、台頭してきたのはヴァイオレット。軽やかでシンプルなウッディノートたちに支えられたフランキンセンスが少しヴァイオレット調に香っているのですが、少しメタリックなキラキラが感じられるのも特徴です。彼にとって最初のフレグランスなわけですが、同じ香りのキャンドルもあることから、もともとキャンドル用の調香だったのかもしれません。それは、部屋に漂うと良さそうに感じるから。

一応はメンズのスクエアボトルでリリースされていますが、香り自体はとてもユニセックスです。

(14/12/2016)

 

<Tiziana Terenzi Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜