*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

White Fire / ホワイトファイヤー


<香 調> フローラルムスキー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> Extrait de Parfum

トップ
グリーンリーフ、フレッシュアイス、オキシジェン
ミドル
チャイニーズジャスミン、ファーン、ホワイトアンバー
ラスト
サンダルウッド、アンバー、ムスク



 

Tizianaが白い炎だと例えたのは、雪でした。目指したのはクリーンでシルバーのようなシンプルな冷たさをもちながら、子どもの笑い声のような温もりを感じられる香り。炎と雪という相反する温かさと冷たさをPaoloが手がけました。

一言でまとめるならば、ジャスミンムスクです。とても穏やかで静かな、肌の上から離れない幹事のジャスミンムスクで、少しだけキラキラと輝いている感じがするのが雪のイメージなのでしょう。トップノートは意識しないとそれとわからないほど控えめで、全てはジャスミンとムスクのための微かなアクセントにすぎません。レディースの香りとして発売されていますが、これはユニセックスとして男性にも人気がありそうですよ。特に香りの強い柔軟剤のおかげで少しオリエンタルなムスクというのが人気になってきましたから、このラストノートはとても今の日本にぴったりなのではないでしょうか。しかも、柔軟剤よりも遥かに上品ですから。Extrait de Parfumですが、柔軟剤ほどパワフルに主張せず4時間ほどで薄れていく点もまた好印象。

(05/11/2013)

 

フルボトルでの追記です。香りの印象はやはりジャスミンムスクの一言で、少しアンバー調の甘さのあるムスクとなっていて、柔らかく肌の上に皮膚を形成していきます。アイスの冷たい香りや、メンズっぽくなりがちなファーンという部分は感じられず、ただただ少し甘いジャスミンムスクを楽しむためだけの香りで、他の香りほど個性的ではありませんので、使いやすい香りを探している方に良さそうです。

(02/04/2015)

 

<Tiziani Terenzi Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜