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First / ファースト


<香 調> フローラルアルデヒド
<仕 様> レディース
<容 量> 30、60ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、ブラックカラントバッド、マンダリン、ヘディオン
ミドル
ジャスミン、ナルシス、アルデヒド、トルコローズ、イランイラン、クローヴ
ラスト
サンダルウッド、ムスク、バニラ、トンカビーンズ、アンバー



1976年発売。ヴァンクリフ&アーベルズ初めての香りです。宝石商が香水を手がけたのも初めてだったそうで、当時のディレクターであるクロード・サジェはシャネルからの誘いを断ってまでこのプロジェクトに没頭したそうです。サジェが頭に描いていたストーリーボードを4名の調香師に手渡し、同じ時を過ごすことで理解を深めた上で試作品を提出してもらったところ、1つだけ彼の意を汲んだモダンクラシカルな香りを作った調香師がいました。それが、若き日のジャンクロードエレナ氏です。当時、良いものを作りたいとだけ言われ、価格は後日相談・・・ということになったために、金額的な縛りがなく自由な発想で作られたのだそうです。

 



テーマは「宝石のように見え、宝石のように香る香水」

ボトルはペンダントトップをモチーフにデザインされています。 ヘディオンを山盛りに入れたというエレナ氏の言葉通りにトップノートはほぼジャスミンとアルデヒドがメインに香ります。基本はこの2つで、そこからシトラスが抜けたり、イランイランが出てきたり、バニラやサンダルウッドが混ざった感じになったりするのです。ちょっとクローヴ調の甘さもあるなぁ。ブラックカラントはジャスミンにアクセントをつけているのだそうですが、そこまではちょっとわかりません。一度廃番となってから1996年に再販されているのですが、上の調香は当時のものですからあまり香りは変わっていないようですね。基本はジャスミンとアルデヒドです。

(15/07/2006)

たまたま最新版を頂きましたので、画像を追加しました。よくよく見ると分かるのですが、ボトルに表記されている文字が違います。スプレーキャップも違いますし、何よりもボトルが違います。画像では分かり辛いのですが、以前のものは文字の部分がフロストガラスになっていたのに対し、現行品は全てクリアなのです。再販時のリニューアルなのかもしれませんが、現在の最新版も香りは全く同じで、基本はジャスミンとアルデヒドでした。

(24/06/2010)

 

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