■Pure Shine (2016年)

喜びに満ち溢れた輝く香り・・・ということでフレッシュなシトラスです。

マンダリン、オレンジ、ネロリ、フレッシュノート、シトラスノート

目の覚めるようなフレッシュなシトラスがスパーク・・・すると思いきや、やけにアンダートーンというか、浮き上がらないシトラスが肌の上でゆっくり広がりました。香りは濃くはありません、濃度が薄いわけではないのですが、香りの広がり方がEdTでもEdPでもなくなんだかパフュームオイルのようなのです。香りは全身に浴びても平気そうなシトラスノートで、精油感は少なく、たっぷり配合された合成香料のフレッシュノートがシトラスを包み込んでいます。誰もが好きだろうという部類ではありますが、ウッディではないですよね。(20/07/2017)


■Wild Roses (2016年)

北アメリカの凍える森をテーマとした香り。

トップ:シトラスノート
ミドル:オレンジブロッサム、ワイルドローズ
ベース:パチョリ、ベチバー

凍える森どころか、香りはアンバーオリエンタルです。温かみのあるアンバーノートが全てで、その中に時折ピネン系が光っているかな、という程度のもの。ローズもオレンジブロッサムも全くわからず、ウッディと言われてもアンバーウッディではないのでそこも感じられず・・・。森の中の下草、奥深く・・・というイメージでもないんですよね。ただ、アンバーオリエンタルですので中東系ではあると思います。うーん、コンセプトやイメージがとても伝わりにくい香り。(20/07/2017)