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Matthew Miller / マシュー・ミラー


<香 調> スモーキーアロマティックウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 15ml
<濃 度> EDP

トップ
ブラックカラント、バジル
ミドル
カナビス、フランキンセンス
ラスト
ベチバー、スモーク、レザー



 

2018年発売。ロンドンの芸術大学Royal College of Artでメンズウエアデザインを学び、修士号を取得した後、2010年に自信のラインを発表してデビューしたファッションデザイナー。自身のコレクションは家具や陶器と同じような製品だと位置づけ、人が身に着けて初めて価値が生まれるとしています。それも、着る人それぞれによって変わると。彼のオフィシャルサイトはこちらです。

 

 

そのデザイナーの方のために作られたのは、とてもアロマティックな香りでした。バジルとカナビスのアニス調の香りが弾け、アロマティックでフレッシュだなぁ、と思っていたら次の瞬間すぐにスモーキーなタールがレザーと共に香り始めたのです。ベチバーがそれらを支えつつ、ウッディレザリーな香りとして変化していくのですが、どこかメタリックにも感じられるミドルを抜けるとスモーキーな残り香がベチバーと共に肌に残ります。このベチバーは合成香料で、精油ではないのですが、その分香水らしく香ってくれます。そのラストのウッディノートの香りはわざわざフゼアではない形にしたことで、少しユニセックスさを意識したのかな、と思うものに。スモーキーなレザーウッディは今の流行ですから、時代とても良く表した香りだと思います。

何よりも、このフルボトルを手にしてみて感じたのは、カバンにポンッと入れやすい手のひらサイズだということ。もちろん旅行にもぴったりです。フルサイズの重量感や重厚感はありませんが、それくらいカジュアルに楽しめるものがあってもいいよね、という提案ですよね。今までキャップのないテスターばかり目にしていましたが、そこは商品ですから、上記画像のようにキャップもきちんとあり、シンプルでクールな形となっています。

(15/05/2018)

 

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