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Rive Gauche / リヴゴーシュ


<香 調> フローラルアルデヒド
<仕 様> レディース

<容 量> 75ml、7.5ml

<濃 度> EDT、P

トップ
アルデヒド、ベルガモット、グリーン、ピーチ
ミドル
マグノリア、ジャスミン、ガーデニア、ゼラニウム、アイリス、イランイラン、ローズ、スズラン
ラスト
マイソールサンダルウッド、ハイチ産ベチバー、トンカビーン、ムスク、モス、アンバー



1971年に発売となった歴史的な香り。これのメンズは黒いボトルなんです。ボトルというより缶ですが。これ。トップからすごいアルデヒドが香ります。ピーチやガーデニアのような甘くしっとりとしたフローラルはそれほど感じなくて、すっきり目なフローラルにサンダルウッドとアンバー、そしてグリーン系の香りが重なった感じです。もちろん、それをアルデヒドが包んでまとめている、という感じです。こういった香りはアルデヒドになれていないとまず難しいでしょうね。アルデヒドが強すぎる、というほどではないのですが、どうしてもクラシックになりがちですから。購入時よりも随分時間が経ってから使いやすくなった印象があるフレグランスの1つです。

(15/07/2006)

 

 

パルファムのレヴューを追記です。全く印象が違うんですよ、パルファム。調香はJacqus PolgeとMichel Hyで、タイトルの意味は「左岸」です。2003年にDaniela Andrierがリフォーミュラしていますが、これはその前の元祖の香りです。サンローランの本社がセーヌ川の左岸にあったことから名づけられている様子。(下流に向かって左手が左岸です)EdTはアルデヒドのあるゼラニウム、という雰囲気にミドル以降変化していくのですが、パルファムはもっともっと濃厚な厚みがトップから出ていて、パウダリーな甘さも持っています。トップのアルデヒドはEdTよりも強いのですが、引くのも早くパウダリーなホワイトフローラルへと変化していきます。これならレディースだなぁ・・・と思うのですが、EdTは男性でも使えるテイストだったのです。トップのインパクトは強いのですが、持続がないためすぐに香りがなくなってしまったように感じますが、ムスクもそこそこ強いのでふわふわと肌の上に張り付いているのが実感できます。少しクラシカルなパウダリームスクがお好きな方はこのパルファムを求められると良いのではないでしょうか。

でも、全体的にはトップからラストが早すぎるなぁ・・・という感じはしますね。

(22/09/2010)

 


(日本粧業速報より)

国内発売は1974年3月1日のことだったのですね。イヴ・サンローラン・ボーテとなって服飾と切り離されたのは1978年のことです。それ後はロレアルグループの傘下となりました。

(12/11/2018)

 


 

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