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■初バンコク、全ての体験が新鮮

今回、参加しましたマダガスカル島のエッセンシャルオイル視察ツアーは、往路がパリ経由でしたが、復路はバンコク経由でした。香水のため・・・となるとどうしてもヨーロッパ諸国が多く、アジアへの旅はあまり多くはありません。せっかくの初バンコク・・・トランジットだけではもったいないということで、ツアーの皆さんとお別れし、バンコクにてストップオーバーで2日だけ滞在することにしました。ツアーの皆さんはバンコクに詳しい方も多かったのですが、ストップオーバーされる方はいなかったため、空港にてお別れ・・・。

マダガスカルを出国する際、自分でチェックインしたわけですが、バンコクから関空行きと成田行きに乗り換える人たちが多かったため、自分だけはバンコクだからね、と念を押し、普段は気をつけていなかったロストバッゲージ用の荷物札にもきちんと名前を記入しておきました。皆さんと別れて1人になり、手荷物受け取りカウンターに行くと、なんとすでにもう自分の荷物があるではないですか!! なんという早業だと感動すると共に、自分の荷物が無事に出てきたことに胸をなで下ろしたのは言うまでもありません。

バンコクのスワンナプーム国際空港はとても大きく、とにかくキレイで分かりやすい空港でした。電車もキレイで、あっという間に宿泊予定のホテルに到着。

 

 

空港へのアクセスも良く、移動もしやすいマッカサン駅のすぐそばのホテルに。駅自体が複雑で分かりづらいとの口コミもあったホテルですが、電車から見えていたため、探すことなくたどり着いてしまい拍子抜け。早朝のバンコク着であったため、チェックインまで荷物を預かってもらうことにし、いざ出陣です。(ホテルはツインのシングルユースでなんと4,000円以下)

 

 

公園とマーケットを回りたかったため、早朝より公園に出向きました。ここはクイーンシリキット公園。早朝ですから、のどかな公園だったのですが、すでに日差しは強く照りつけ、体温がどんどん上昇していきます。

 

 

ノウゼンカズラ科でしょうか。華やかな黄色がタイっぽいですよね。

 

 

世界三大花木の1つ、フランボワイヤン。華やかな赤も南国のイメージにぴったりです。

 

 

空気を浄化してくれることで知られているサンスベリアに、なんと花が咲いていました。これ、毎年開花するものではありませんよね? こんなに大量に咲いているの初めて目にしてびっくりです。寄るなら香りもあっただろうに、午前は香らず、でした。この公園は広いのでゆっくり出来ることは確かなのですが、出かけたのは週末、そう土日だったのです。週末のこの公園には・・・なんと巨大なマーケットが出現するのです!!

 

 

まだ準備中のお店たち。上野のアメ横もびっくりな品揃え、迷路のようなマーケットをぐるぐると回ります。

 

 

食べ物だってアクセサリーだって衣食住の全てが揃ってしまうマーケット。ペットショップもあったり、家具があったり古本があったり、何でも揃ってしまう巨大なマーケット。

 

 

路上では石もたくさん販売していました。石だけを買い込む日本人もいましたよ。バイヤーさんだったのかもしれません・・・。

 

 

マダガスカルの最低気温が3度だと聞き、長袖対策はばっちりだったのですが、バンコクのことはすっかり失念しており、短パンとTシャツを現地調達することに。サンダルを持ってきていてこれほど嬉しかったことはありません。短パンもシャツも1枚450円なんですよ。

 

 

あまりに暑いので、ジュースを飲んでみました。グリーンのもの、この、グアヴァの生搾りなんです。皆さんグアヴァってピンクとか赤いイメージなのでは? このグリーンは左奥にある果物だと思うのですが、未完熟なのかそもそも品種が違うのか、マダガスカルで飲んでいたグアヴァジュースはトロピカルで甘かったのに対し、バンコクのこのグリーンはとても野菜っぽいフルーティーグリーンでした。

 

 

マーケットには屋台もあります。食事はとにかく安く、絶品だったカオマンガイなんかは水を入れてもわずか150円でした。意外なことにビールは300円くらいしています。ミネラルウォーターは30円くらいだったのに・・・。

 

 

屋台で食べた昼食は、本気の辛さでとっても美味しかったです。毎日食べたいくらいの美味しさ。これにハマる人たちが多いのも納得です。日本で食べるのとはやはり違うんですよね、雰囲気って重要なスパイスだと実感です。そう言えばイタリアで飲むワインと日本で飲むワインも何か違うもんなぁ・・・。

 

 

バンコクでは、どこで何を食べても当たりなのではないかと思うほど、美味しいものばかりで危険でした。日本語も見えますが、隣のテーブルは日本人の団体客。でも、基本的にはとっても庶民的な屋台村っぽいところでした。(トンローの屋台街にて)

 

 

何でも美味しいタイ料理の中で、レモングラスを使ったサラダが美味しいとおススメ頂いたので、レモングラスを使ったシュリンプサラダを食べてみたのですが、これが絶品!! レモングラスってシャキシャキとした歯ごたえで堅くはなく美味しく食べられるものだったんですね。レモンより酸味が強く、唐辛子とマッチしたこの酸っぱ辛さは、酸味と辛みを愛するものにとっては最高の組み合わせでした。夏は毎日酸っぱいサラダを食べたいと思うほど、バンコクの熱気にぴったり。(ネイビーの敷地内にあるKhun Kung Kitchenにて)

 

 

滞在中、タクシーは渋滞が多いということもあって、もっぱら移動は電車でした。あっちこっちふらふらと出歩いたため、かなり沢山乗ったことになります。とある地下鉄ではワールドカップ開催中だということもあり、1つの駅が丸ごとこんなラッピングに・・・。韓国や中国のポスターはないのに、この駅は全ての柱に1人1人の選手のポスターが掲げられ、Team of Asia! とあります。 Team of Asia! という考えで日本だけ特別に応援してくれているなんて、なんと親日な国なんでしょうか!!

 

 

事前にお約束していて、お会いすることになったアロマセラピストのご夫妻とティータイム。まさかバンコクでお会いするチャンスがあるなんて・・・。このサロンではいろいろなハーブティーとお茶がミックスされていて、選ぶだけでもテンションの上がる数でした。2つを選ぶも結構たくさん飲めるんですね。ついでにマダガスカルで体験した話や持ち帰ってきた精油などを香り、バンコクでの様子などもうかがうことが出来ました。お二人に感謝!!

 

 

こちらのカフェというかティーサロンはElysian Tea, Tea Houseと言うそうで、とてもバンコクとは思えない空間が・・・。屋台と共にこういうとってもオシャレなスポットが沢山あるのも魅力の1つですよね。晴れていたら外でも良かったほどですが、途中にスコール(ゲリラ豪雨)があったため、室内で良かったとホッと一息。でも、南国ではこのスコールが気温を下げてくれるんですよね。翌日もしっかりスコールがあったのですが、そのときは休憩に戻ってきていたホテルで遭遇し、事なきを得ました。

 

 

やはりバンコクに来たからには、しっかり観光もしないと・・・ということでまずは水上バスに乗ってみることに。行き先別に旗があり、目的地に行くにはオレンジだと告げられる。

 

 

乗船すると係の女性が集金に来るのですが、なんとわずか45円。地下鉄も電車もこの水上バスもタクシーも乗り物全てが、安い。生温かな川風を感じながら船は進んでいきます。

 

 

バンコクは、百貨店や高層ビルと共に昔ながらの市場や屋台が混在するという場所。先進国の要素もありつつ、でも市民の生活はまだまだこれから、という感じも見受けられますが、偶然にも出かけた際はクーデターの真っ最中。危険な要素はありませんでしたが、百貨店や地下鉄の入り口では金属探知機によるチェックが行われていました。

 

 

ワットポーは見ないと、と人気の少ない寺院に立ち入る。この細かな配色が全てタイルだったことにもびっくりですが、宗教って本当に力を感じますよね。調香体験セミナーのオリジナルでも宗教をテーマにした香りを作りましたから、涅槃物もちゃんと見学。そして足下からもパチリ。

 

 

思わず写真を撮ってしまった1枚。が、頑張りすぎてる、この子!! 足がギリギリです・・・いやぁ、可愛すぎる〜

 

 

バンコクでは、町の至る所でフルーツを売っています。それがみんな安いんですよ。日本では高価なランブータン、レイシー、マンゴスチン・・・これ1袋で150円なんですよ。だったら買ってしまいたいところ。でも、2日の滞在では食べきることも出来ないですよね。

 

 

ルンピーニ公園も暑すぎてゆっくり出来ず、すぐに木陰に隠れることに・・・。この公園は大きな池があり、ゆっくりとした時間が流れていました。休憩するのにぴったりです。

 

 

屋外だけではなく、スクンウッィトやサイアムでは百貨店やモールにも行ってみました。バンコクのコスメと言えばTarnnとHarnnが有名ですが、どちらも綴りが似ていて紛らわしいです・・・。百貨店の店舗は共にどちらも美しくエキゾチックでした。スパやマッサージの文化が大きく影響しているのか、オイルやルームフレグランス関係、ボディラインは豊富なのに香水となるとほとんど見かけないのが実際のところ。ナチュラルと記載していても合成のフレグランスオイルを使用していたりする商品も多くありました。

 

 

百貨店の中でも日本人に馴染み深いのは伊勢丹ですよね。バンコクにも伊勢丹があります。その伊勢丹の前で思わず撮影してしまったのが生首!!
百貨店やモールの中はとてもキレイで、買い物がなくてもうろうろしたくなる場所でした。国内ではあまり百貨店に行かなくなってしまいましたが、昔はこういうショッピングが楽しかったなぁ・・・なんて感じながらの散策。ちょうど季節的にセール中の週末ということもあり、活気に満ちていました。

香水はどのようなものが・・・? と数カ所を見て回りましたが、ほとんどが日本の百貨店でも売られているいわゆるファッションフレグランス、セレブ系フレグランスでした。ようやく見つけたのはBond No.9とCreedくらい。でも、伊勢丹にGuerlainが入っていなかったことに驚きました。特に物欲を刺激されることも無く化粧品フロアを後にしたのですが、空港で見つけてしまいました。

 

 

Jo Maloneが免税店に入っていることをご存じの方はいらっしゃいますでしょうか? イギリス以外にはバンコクがあるのです。日本に向かうコンコースからは少し離れて(Dにあります)いるので分かりづらいのですが、インフォメーションで聞くと地図で場所を教えてくれます。価格は通常の100mlのEdCがわからずに申し訳ないのですが、30mlは6,000円ほど、100mlのインテンスシリーズが15,000円ほどでした。イギリスの方がもっとカジュアルな価格だと思いますが、バンコクでも2,000〜4,000円ほど安く購入出来そうですね。

(03/07/2014)

 

 

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