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Pour homme / プールオム


<香 調> アロマティックグリーン

<仕 様> メンズ
<容 量> 25ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ワイルドミント、バジル、タラゴン、モス、パインウッド、パチョリ
ミドル
ラスト



Au Nom de la Rose Hommeはバラ園の農夫のようなイメージなのだそうですが、香りとしての印象はまだグリーンです。トップから爽快に香るのですが、爽快とは言っても瑞々しい若葉というよりも少しくぐもった渋いグリーンです。基本はハーブなので複雑な感じにはなっていますが、モスが出ているんですよ。シプレグリーンとまでは言わないにしても、トップから存在感があります。トップのグリーンの中でも1番強いのはバジルの香りで、アクアディパルマのブルーメディテラネオシリーズのバジルととても近い香りになっています。ただ、こちらの方がモスがある分深みがあり、且つEDPです。時間と共にバジルが少しずつ弱まっていき、交代するようにウッディが前に出てきます。ちょうど入れ替わる辺りが1番良い香りで、これがミドルなのだと思います。ミドルを境にグリーンからウッディへと移行する、という雰囲気ですね。メンズの香りなのですが、やはりレディース同様にユニセックスでも使えるような香りですよ。

(26/05/2008)

 

あぁ、そうそう。かなりグリーンの強いアロマティック系だった。肌に乗せた瞬間に蘇る記憶。バジルもタラゴンもミントもアニス調の甘さを含むため、その部分が強調され、ミントの爽やかさをアクセントとしてグリーンアロマティックが広がります。そこからしばらくするとモスが顔を出し、少し渋めな、でもシプレというほどではないベースに切り替わっていきます。

全体としてはアロマティックグリーンで、ウッディベースは強くはありません。メンズとレディースとに分けて発売されましたが、上述のようにとてもユニセックスなまとまりで、初夏がピッタリな爽快感。ただ、バラのフローリストの香りなのにバラ感は全くないので、顧客には少しウケが悪かったのかもしれません。

(27/12/2023)

 

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