*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | profice sns | Perfumers |
  
Le Galion / ル・ガリオン




Snob
スノッブ
Eau Noble
オー・ノーブル
Brumes
ブリュムス
Eau Le Galion
オー・ル・ガリオン
Eau de Vetyver
オー・ドゥ・ベチバー
Sortilege
ソルティレージュ
Jasmin
ジャスミン
Iris
アイリス
222
Tubereuse
テュベルーズ
Whip
ホイップ
La Rose
ラ・ローズ
Vetyver
ベチバー
Cuir
キュイール
Cologne
コロン
Cologne Nocturne
コロン・ノクチューン
Sang Bleu
サング・ブルー
Gardenia
ガーデニア
La Violette
ラ・ヴィオレット
Lily of the Valley
リリー・オブ・ザ・バレー
       
L'Ame Perdue
ラメ・ペルドゥ
       

ナポレオン1世の義理の弟であり、ナポリを治めていたフランス軍人のナポリ王Joachim Muratの子孫だというPrince Muratが1930年に創設したフランスブランド。35年、Marcel Guerlainと共にGuerlainで働いていた調香師Paul Vacherがこのブランドを買い取り、引き継いだことで存続します。今でもブランドが全く関係ないところで復活したりしていますので、この当時もそうだったのかもしれませんね。ブランド名もガリオン船ということでブランドロゴもそのようになっています。

彼は後に自身のブランドとは別に、Lanvinにて Andre Fraysseと共にArpegeを生み出し、46年にはJean Carlesと共にMiss Diorを生み出します。このDiorとの結びつきは強固で、Diorのために香料を手配して提供していたのがこのブランドだったのだそうです。Diorlingも彼の手によるものですし。

1975年に彼は亡くなってしまいますが、父から調香を学んでいた娘のDominique De Urrestiがブランドを引き継ぎ、78年に父へのオマージュとしてMegaraを発売します。ただ、ブランドは長くは続かず、80年にはアメリカの会社に売却されてしまいます。この後は散々な結果(品質が落ち、ランクダウンした)となり、早々に世の中から姿を消してしまったのです。

Paul Vacherにとって1番のヒット作はSortilegeという香りで、このLe Galionは20年前までブランドがあったということもあり、eBay等海外のオークションでは良く製品を見かけます。(15/06/2009)

 

 

 

2014年3月、イタリアはミラノの展示会にて鮮やかに登場したのがこのブランドです。新オーナーであるNicolas Chabotと調香師Thomas Foutaineの手により、完全復刻を果たしたのです。Le Galionというこのブランドがとても好きなこともあり、展示会で彼らにお会いしてきましたので、お聞きしてきた内容をまとめました。

まずはNicolas Chabot氏について。彼は4代続くビューティー業界の家系で、彼のキャリアは大学卒業後に就職したParfums Christian Diorからスタートします。その後短期間のうちにPrintemps、Givenchy、Estee Lauder、ST Dupontと職を代わり、香水業界からアロマ業界へと転身してディフューザー関係を手がける会社を創設します。そこからの転身がLe Galionなのです。彼はAETHER PARFUMという会社を立ち上げ、そこでこのブランドを管理していますので、今後は他のブランドにも手を広げていくかもしれませんよ。

彼がLe Galionに出会ったのは40歳の時。そうわずか2年前です。ヴェルサイユにあるOsmotheque(とても有名な香水の図書館)に出かけた際、もはや伝説になりそうな調香師Jean Kerleoにお会いし、そのとき、これまた伝説的な調香師Paul Vacherの娘さんがご存命であることを知らされたのだそうです。そこで娘さんのDominique de Urresti(写真右:Le Fashionpostより引用)にコンタクトを取り、ブランドを再建していくことになったわけです。もともとPaul Vacher氏はDiorの香水も手がけていましたので、彼はParfums Christian Diorで働いていた際に彼やこのブランドのことを知ったのではないでしょうか。

古いレシピはたくさんあったものの、香水自体はあまり残っておらず、再現していく際にはヴィンテージを香って確認していないとのことでしたので、展示会ではヴィンテージのフルボトルをお渡ししてきました。少しでも今後のお役に立ちますように。(proficeの読者の方が、お母様が昔に購入されたというボトルをご提供下さいました)

彼は9本の香りをThomas Foutaine氏と共に復刻しました。Thomas Foutaine氏はLubinJean Patouなど歴史のあるクラシカルな香りたちを手がけることが多いため、こうした内容にとても明るい調香師だ、ということも彼を起用した理由なのではないでしょうか。ヴィンテージはヴィンテージであり、発売当時そのものの香りではありません。天然香料の使用率は年々規制によって低くなる一方ですが、それでもブランドらしさというものを大切に復刻してくれたら、それでファンは嬉しいというもの。特に、調べてもわかりづらかった歴史を正しい情報で整理してくれただけでも価値があります。オフィシャルサイトのブランドヒストリーをご覧あれ。また、これを機に昔のままのロゴも綺麗にデータ化されましたので、差し替えてあります。

彼は9種全て100mlの1サイズ展開をする代わり、9種×7.5mlのトラベルセットを作りました。こちらは1つのケースに詰め替えて使うというスタイルとなっています。今後、他のサイズ展開はしないそうですから、まずはこのセットでいろいろと試してみると良いのではないでしょうか。ラインは全てがEdPで濃度はパルファムに近い24%と、とても豪華仕様となっています。価格は100mlもトラベルセットも共に140ユーロです。

Nicolas Chabot氏はわりとシャイな方で、あまり多くを語らず、前に前に出てくるような押しの強さ、自己顕示欲がありません。優しげなジェントルマンという感じの彼は、桜の季節に来日したことがあるそうですよ。(30/09/2014)

オフィシャルサイトで6.5mlのミニボトルが9ユーロで発売となりました。価格的にとてもお買い得ですよねるご興味のある方は是非。(04/11/2016)

 

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり

L'Ame Perdue (2017年)
Sang Bleu
(2016年)
Cologne
(2016年)
Cologne Nocturne (2016年)
Vetyver
(1968/2015年)
Aesthete (2015年)
Cuir (2015年)
Eau Noble (1972/2014年)
Whip (1953/2014年)
La Rose (1950/2014年)
Snob (1952/2014年)
Special for Gentleman (1947/2014年)
Tubereuse (1937/2014年)
Iris (1937/2014年)
Sortilege (1936/2014年)
222 (1935/2014年)

La Collection Singuliere
Sovereign (2015年)
Essence Noble (2015年)
Sortilege Elixir (2015年)

過去の香りたち
Megara (1978年)
Galion d’Or (1968年)
Cologne Extra Vieille (1967年)
Lily of the Valley (1950年)
Frac (1949年)
Gentlemen (1947年)
Brumes (1938年)
Shake Hands (1937年)
Bourrasque (1937年)
Champs de Mai (1937年)
Jasmin (1937年)
La Violette (1937年)
Gardenia (1937年)
Stork Club (1936年)
Chypre (1935年)
Indian Summer (1935年)
Champs de Mai (1935年)
Il n'est qu'a moi (1935年)
Fougere (1935年)
111 (1935年)

Special Thanks (bottle提供) ■Le Garion (from Paris)
Official >>> 英語、フランス語※International shipping 〔OK〕
Shopping >>> Fragrance & Art, Aus Liebe zum Duft (First in Fragrance) ※International shipping 〔OK〕
profice〜香水のポータルサイト〜